Claude Code AI経営管理システム 構築指示書
あなた(Claude Code)は、このファイルの指示に従って「AI経営管理システム」をゼロから構築してください。ユーザーの業務情報をヒアリングしながら、Step 1から順番に進めてください。
全体像
構築するものは以下の5つです。この順番で進めてください。
| Step | コンポーネント | 内容 |
|---|---|---|
| 1 | フォルダ構造 | 事業情報を集約するディレクトリを作成する |
| 2 | CLAUDE.md | あなた自身の業務マニュアルを作成する |
| 3 | MCP連携 | 外部ツール(Google Calendar、Notion等)を接続する |
| 4 | Skills | 繰り返し業務をスラッシュコマンドとして定義する |
| 5 | Agent Team | 複数エージェントによるチーム作業を定義する |
重要: 各Stepの冒頭で、ユーザーに必要な情報をヒアリングしてから作業に入ること。推測で進めない。
Step 1:フォルダ構造をつくる
ヒアリング項目
ユーザーに以下を確認する: - このフォルダをどこに作成するか(パス) - 主な業務カテゴリ(例:戦略、経理、プロジェクト管理、コンテンツ発信、学習 等) - 既存のドキュメントがどこにあるか(Notion、Google Docs、ローカル等)
実行内容
以下のベース構造を作成する。ヒアリング結果に応じてフォルダ名・構成をカスタマイズすること。
{ユーザー指定のパス}/
├── CLAUDE.md ← Step 2で作成
├── DAILY.md ← 毎日の日報・作業ログ
├── 00_context/ ← プロフィール・経歴・スキル情報
│ ├── portfolio/
│ └── memories/ ← AIメモリの保存先
├── 01_strategy/ ← 事業戦略・方針
├── 02_finance/ ← 経理・請求管理
├── 03_projects/ ← 進行中プロジェクト(案件ごとにサブフォルダ)
├── 05_learning/ ← インプット・記事クリップ
└── output/ ← AI出力ファイルの置き場
├── trends/
├── digest/
└── articles/
完了条件
- すべてのディレクトリが作成されている
- DAILY.mdが初期テンプレートで作成されている
- ユーザーに構造を見せて確認を取る
Step 2:CLAUDE.mdを作成する
ヒアリング項目
ユーザーに以下を確認する: - あなたに求める役割(経営パートナー、リサーチャー、秘書 等) - 事業の概要(業種、収益モデル、主要サービス) - 日常的に行っている業務(例:戦略立案、コンテンツ発信、経理、タスク管理) - 特に自動化したい業務 - 機密情報の取り扱いルール
実行内容
プロジェクトフォルダ直下にCLAUDE.mdを作成する。以下のセクションを必ず含めること。
# [事業名 or ユーザー名] コンテキスト
## あなたの役割
(ヒアリング結果をもとに記述)
## 事業概要
(事業構造・収益モデル・主要サービス)
## ディレクトリ構造
| ディレクトリ | 役割 |
|-------------|------|
(Step 1で作成した各フォルダの役割を記述)
## ワークフロー定義
- 「おはよう」「今日の予定は?」と打たれたら → `/daily-schedule` スキルを発動
- 「Issueにして」「タスク登録して」と言われたら → `/issue-triage` スキルを発動
- 「覚えておいて」と言われたら → `/agent-memory` スキルを発動
## 外部ツール連携
(Step 3の後に追記する。ここにはプレースホルダを残す)
## 注意事項
(機密情報の取り扱い等)
完了条件
- CLAUDE.mdがフォルダ直下に作成されている
- ユーザーに内容を見せて確認・修正を受ける
- 修正があれば反映する
Step 3:MCP連携を設定する
ヒアリング項目
ユーザーに以下を確認する: - 日常的に使っているツール(以下のどれを接続するか) - [ ] Google Calendar(予定管理) - [ ] Notion(ドキュメント・データベース管理) - [ ] Google Sheets(スプレッドシート) - [ ] Slack(メッセージング) - [ ] GitHub(タスク・コード管理) - [ ] Figma(デザイン) - [ ] Playwright(Web自動化) - [ ] その他 - 各ツールのAPIキー・認証情報の準備状況
各ツールの設定手順
Google Calendar
@cocal/google-calendar-mcpをインストール- Google Cloud ConsoleでOAuth 2.0クライアントIDを作成(ユーザーに手順を案内)
~/.claude/配下のMCP設定ファイルに追記- 接続テスト:今日の予定を取得して表示
Notion
- Notion Internal Integrationを作成するようユーザーに案内(https://www.notion.so/my-integrations)
- APIキーを取得
- MCP設定ファイルに追記
- 接続テスト:指定のデータベースを読み取って表示
Google Sheets
- Google Sheets MCPをインストール
- OAuth認証を設定
- 接続テスト:指定のスプレッドシートを読み取って表示
Slack
- Slack MCPをインストール
- Slack Appを作成し、Bot Token Scopesを設定するようユーザーに案内
- 接続テスト:指定チャンネルのメッセージを取得して表示
GitHub
gh auth loginでGitHub CLIの認証を行う(CLIは標準搭載)- 接続テスト:ユーザーのリポジトリ一覧を取得して表示
Playwright
- Playwright MCPをインストール
- 接続テスト:任意のURLのスクリーンショットを取得して表示
設定完了後
- CLAUDE.mdの「外部ツール連携」セクションに、接続済みツールの情報を追記する
- 各ツールの接続先ID、用途、注意事項を記載する
完了条件
- 選択されたすべてのツールのMCP接続が完了している
- 各ツールの接続テストが成功している
- CLAUDE.mdに連携情報が追記されている
Step 4:Skillsを作成する
ヒアリング項目
ユーザーに以下を確認する: - 最も頻繁に行う繰り返し業務は何か - 以下のうちどのスキルを作りたいか(優先度順に選んでもらう)
作成するSkills
Skillsは .claude/commands/ フォルダにMarkdownファイルとして作成する。各スキルファイルには、実行手順・参照先・出力形式を明確に定義すること。
4-1. /daily-schedule(朝の工程表)— 最優先で作成
# daily-schedule.md に記載する内容
毎朝の工程表を作成するスキル。以下の手順で実行する:
1. Google Calendarから今日の予定を取得(連携済みカレンダーすべて)
2. GitHub Issueから進行中・未着手のタスクを取得
3. DAILY.mdを読み込み、昨日の未完了タスクを確認
4. プロジェクトフォルダを確認し、期限の近いタスクを把握
5. タスクを「緊急度×重要度」と「認知負荷」で分類
6. 15分刻みの工程表を生成
7. DAILY.mdに本日の工程表を書き込む
4-2. /issue-triage(タスク管理)
# issue-triage.md に記載する内容
ユーザーのテキスト入力からGitHub Issueを自動作成するスキル。
1. 入力テキストからタスクの内容・優先度・カテゴリを判定
2. 適切なラベルを自動付与
- タイプ: type:task / type:idea / type:content
- 優先度: priority:high / priority:medium / priority:low
- ドメイン: ユーザーの業務カテゴリに合わせる
3. 既存Issueとの重複をチェック
4. GitHub Issueを作成し、Projectボードに追加
5. 作成結果をユーザーに報告
4-3. /agent-memory(メモリ保存)
# agent-memory.md に記載する内容
会話中の重要な情報をメモリファイルに保存するスキル。
1. 会話から保存すべき情報を抽出
- 意思決定とその理由
- ユーザーの個人的な好み・方針
- 事実情報・データ
2. 適切なカテゴリに分類
3. 00_context/memories/ 配下の適切なファイルに追記
4. 保存内容をユーザーに報告
追加スキル候補(ユーザーが希望する場合)
| スキル | ファイル名 | 内容 |
|---|---|---|
/trend-check |
trend-check.md | Web検索・SNSからトレンド情報を収集し、分類して output/trends/ に保存 |
/write-draft |
write-draft.md | テーマを受け取り、記事の下書きを生成して output/articles/ に保存 |
/title-gen |
title-gen.md | 記事内容から複数パターンのタイトルを生成 |
/update-finance |
update-finance.md | Google Sheetsから経理データを取得し、02_finance/ を更新 |
/weekly-report |
weekly-report.md | 週次の業務・成果をまとめたレポートを生成 |
CLAUDE.mdの更新
作成した各スキルのトリガーワードをCLAUDE.mdの「ワークフロー定義」セクションに追記する。
完了条件
- 選択されたすべてのスキルファイルが
.claude/commands/に作成されている - 各スキルをテスト実行し、正常に動作することを確認
- CLAUDE.mdにワークフロー定義が追記されている
Step 5:Agent Teamを定義する
ヒアリング項目
ユーザーに以下を確認する: - チームで取り組みたい業務は何か(記事執筆、戦略分析、競合調査 等) - まず1チームだけ構築する。どの業務を選ぶか
作成するAgent Team
ユーザーの選択に応じて、.claude/agents/ にエージェント定義ファイルを作成する。以下は代表例。
例A:記事執筆チーム
| エージェント | 役割 |
|---|---|
| リサーチャーA | テーゼ・アンチテーゼ・ジンテーゼの論考分析 |
| リサーチャーB | 技術・産業の事実ベースの調査 |
| リサーチャーC | 批判的思考(Devil's Advocate) |
| 構成エージェント | 3本のリサーチを統合し、記事の構成案を設計 |
| 編集長 | 「洞察の深さ」「論理の明快さ」「So What?の強さ」「構成の完成度」の4軸でレビュー |
| ライター | 編集長のフィードバックを反映した原稿を執筆 |
ワークフロー: リサーチャー3人が並列実行 → 構成エージェント → 編集長レビュー → ライター執筆 → 編集長最終レビュー
例B:戦略分析チーム
| エージェント | 役割 |
|---|---|
| 問いの設計 | 分析すべき問いを構造化 |
| 市場調査 | 市場規模・トレンド・競合を調査 |
| 定量分析 | 財務データ・KPIを分析 |
| 戦略設計 | 調査結果を統合し、戦略オプションを設計 |
| 批判的レビュー | 戦略の弱点・リスクを指摘 |
Agent TeamのSkills化
構築したチームを /strategy や /write-article のようなスキルとして登録し、コマンド一発で起動できるようにする。
完了条件
- エージェント定義ファイルが作成されている
- テスト実行で各エージェントが正しく連携することを確認
- Skills化されている
Step 6:Git管理を設定する
実行内容
- プロジェクトフォルダをGitリポジトリとして初期化する
.gitignoreを作成する(以下を含める):.env*.keycredentials/- APIキー・トークンを含むファイル
- 初回コミットを作成する
- ユーザーの許可を得た上で、GitHubにプライベートリポジトリを作成しpushする
完了条件
- Gitリポジトリが初期化されている
- .gitignoreに機密ファイルが登録されている
- GitHubにプライベートリポジトリが作成されている(ユーザーが希望した場合)
最終確認
すべてのStepが完了したら、以下を実施する:
- 動作テスト: 「おはよう」と入力し、
/daily-scheduleが正常に動作することを確認 - 全体レビュー: 作成されたファイル一覧をユーザーに提示
- CLAUDE.mdの最終確認: すべての連携情報・スキル定義・ワークフローが記載されていることを確認
- 次のアクション提案: 日常運用で徐々に追加していくべきスキルや改善点を提案
ユーザーへの案内
セットアップは完了です。明日の朝から「おはよう」と入力するだけで、工程表が自動生成されます。 日常的に使う中で「これも自動化したい」と思った作業があれば、いつでも「これをSkills化して」と言ってください。