本資料はAIKNOW × AD SHIFT の研修用に個別作成されたものです。
本資料の全部または一部の転載・再配布・公開、および第三者への共有を固くお断りします。
取り扱いには十分ご注意ください。
v1は「使える → 設計できる」までを扱った。
v2は「設計できる → 進化させられる」を扱う。
| 次元 | v1(2026-03) | v2(2026-04) |
|---|---|---|
| レベル | 使える → 設計できる | 設計できる → 進化させられる |
| 焦点 | CLAUDE.md / Skills / Memory / MCP | SKILL.md自動最適化 / Director Agent / Webサービス化 |
| 受講者状態 | Claude Code に触れたばかり | 指示役Agent 構築中(4/23対話より) |
| ハンズオン | 3業務選定(5分) | Director構築(20分)+ プロンプトA/B(20分) |
v1で扱った基礎は、この研修では前提とする。再説明しない。
まず自分1人の業務で Claude Code を武器化する。
痛点の正体を掴み、CLAUDE.md で記憶を設計し、
カスタマイズと自動進化で「自分専用の相棒」に仕立てる。
v1到達の先で、何が変わるのか
| # | 出来事 | 日付 | 影響 |
|---|---|---|---|
| 1 | /team-onboarding コマンド追加 | 4/16 | オンボーディング自動化 |
| 2 | mizchi empirical-prompt-tuning 公開 | 4/18 | SKILL.md自動最適化 |
| 3 | Anthropic内部BP(Thariq氏) | 4/12〜 | コンテキスト管理5判断 |
| 4 | Managed Agents 実用段階 | 4月 | Webサービス化が現実的に |
| 5 | AIネイティブ $10B級出現 | 継続 | Sierra / Rillet / Maven AGI |
なぜテクニックを追うほど Claude Code は弱くなるのか
「Xを開けば毎日 "この設定が最強" と流れてくる。
でも自分の環境に入れても、なんかしっくりこない」
GitHub上で推奨されているベストな設定ディレクトリをそのまま全て反映させたことがあります。 確かに機能面ではアップデートされたものの、自分が把握していない振る舞いが多くなりすぎました。 Claude Codeが自身の理解を超えた挙動をする頻度が増え、結果として使い勝手が大きく低下しました。
9割が知らない公式運用の型
| 階層 | 場所 | 対象 |
|---|---|---|
| ① 管理ポリシー | Enterprise | 組織全体 |
| ② ユーザーメモリ | ~/.claude/CLAUDE.md | 個人(全PJ横断) |
| ③ プロジェクトメモリ | <repo>/CLAUDE.md | チーム(Git管理) |
| ④ プロジェクトローカル | <repo>/CLAUDE.local.md | 個人(このPJのみ) |
| ⑤ 自動メモリ | MEMORY.md | PJ別自動蓄積 |
v2新論点: Anthropic社員が実際どうやって使い分けているか
出典: Anthropic社員 Thariq氏(@trq212)54万ビュー投稿
CLAUDE.md 1000行超 → コンテキストの15%を最初から占有
→ 「急にバカになる」の原因
| ファイル | 役割 | 何を書くか | 更新トリガー |
|---|---|---|---|
memory/decisions.md | 意思決定ログ | 採用した方針・却下した選択肢・根拠 | 方針決定時 |
memory/preferences.md | ユーザー好み | 語調・フォーマット・使わない単語・色・配置 | 修正指摘時 |
memory/context-log.md | 案件コンテキスト | クライアント別の前提・禁忌・過去やり取り | 案件単位で |
memory/case-judgment.md | 判断パターン | 「3回以上繰り返された修正」を自動記録 | 自律学習 |
1コマンドで社内オンボーディング自動化
新メンバーオンボーディング資料が1コマンドで自動生成される
出典: @SuguruKun_ai(2026-04-16) / 出力: Markdown(Notion/GitHub貼付可)
けんさんのリポジトリで /team-onboarding を実行
目的: /team-onboarding を走らせる前に、過去30日のセッションから資産化すべきパターンを自動抽出する。
~/.claude/projects/*/*.jsonl を全走査非エンジニアのストレスを消す、
現場のベストプラクティス集
| # | カスタマイズ | 効果 |
|---|---|---|
| 01 | VS Code / Cursor 拡張版 | 大前提 |
| 02 | 無許可モード(Bypass Permissions) | 毎回許可不要 |
| 03 | Obsidian Web Clipper | Web記事取込 |
| 04 | Finder Opt+⌘C | 外部ファイルパス取得 |
| 05 | DLフォルダ自動パスコピー | LaunchAgent |
| 06 | xurl 紐付け | X投稿を直接読む |
| 07 | ⌘Shift+R | ファイルをFinderで開く |
| 08 | Effort Extra High | 思考深度最大化 |
| 09 | VS Code 拡張(必須+推奨) | 可読性向上 |
| 10 | ⌘Shift+. | 隠しフォルダ閲覧 |
| 11 | ESC×2 | 直前指示やり直し(= /rewind) |
| 12 | ↑キー | 過去指示呼出 |
センシティブ作業=通常モード / リサーチ・執筆=Bypassモードと使い分け
| 作業タイプ | モード | 理由 | 具体例 |
|---|---|---|---|
| リサーチ/情報収集 | Bypass | Web取得・読み込みの連打で止まらない | 市場調査/競合比較/記事リサーチ |
| ライティング/記事執筆 | Bypass | ファイル作成・編集の承認地獄回避 | note 草稿/提案書ドラフト/メール |
| 資料生成(スライド・図解) | Bypass | HTML/CSS/画像処理の多数のbashコマンド | 研修資料/ピッチ資料/X投稿図解 |
| コード実装(新規) | 通常 | 破壊操作(削除・上書き)の確認ゲート | DB migration / rm / git reset |
| 本番運用の変更 | 通常 | 意図せぬ変更の保険 | Vercel deploy / DNS / 認証設定 |
| 日常運用(メモ/記憶更新) | Bypass | 毎日のノイズを消す | memory/ 追記/tasks.md 更新 |
両方とも「ワークスペース外のファイルをClaude Codeに渡す」制約を回避
ダウンロード完了の瞬間に、自動で絶対パスがクリップボードに入る
仕組み: macOS LaunchAgent + シェルスクリプト
WebFetchはX投稿を読めない(認証エラー)。xurl(X公式CLI)をClaude Codeから呼び出せば、URL貼付だけで本文・メトリクス取得。
手動: X Developer Portal アプリ作成 → OAuth2有効化 → Client ID/Secret 控える(※APIデポジット必要)
使い方: 「この投稿を要約して https://x.com/.../status/...」と貼るだけで、裏で xurl が呼ばれて処理される
Opt + ⌘ + C今まで30分〜1時間かかっていた契約書レビューが、Opt+⌘C → プロンプト貼付 → 3分で終わる。しかも人間レビューよりも網羅的。
macOS Finder で ⌘Shift+. → 隠しファイル表示 → .claude/に commands/(スキル一覧)と settings.json(設定本体)。使っていないスキルの削除・設定チューニングを月1で見直す
研修後1週間以内の宿題 — A4配布チェックリスト
進捗共有: Slack #ken-training で #5, #6 の完了写真
公式が見せない運用ルーティン
/clear で新規セッション/compact 方向性付きを1回(70%以下で)/rewind で消去/clear でセッション終了
「新しいタスクを始めるなら、
新しいセッションも始めるべき」
そのまま受け取ると壊れる
| # | 現場知 | 公式扱い | 実態 |
|---|---|---|---|
| 1 | /rewindの本当の価値 | 1行だけ言及 | 最重要機能 |
| 2 | /compact 失敗の構造 | 触れられていない | 腐敗状態での要約という二重苦 |
| 3 | そのまま適用の危険性 | むしろ推奨している | 「使い勝手が大きく低下」 |
Anthropic公式BP / awesome-claude-code / gstack / 50 Tips。
これらを 自分用にカスタマイズする仕組みを、
今日持って帰ってもらう。
SKILL.md と Director で、
自分のClaudeを自分で育てる
毎ターン5判断で、
ハードモード化を乗りこなす
100万トークンあっても、30-40万からコンテキスト腐敗が始まる。けんさんが「急にバカになった」と感じる瞬間の正体
/clearで新しいセッションを始める=机をきれいに片付けてから次の仕事をする、というのが正解/rewind(ESC×2)は
「良いコンテキスト管理を示す最大の習慣」
/ から始めて打つコマンドを「スラッシュコマンド」という。3つの主要コマンドの違い:| 項目 | /compact | /clear |
|---|---|---|
| 仕組み | モデルが要約 | 新規セッション(自分で書き出し) |
| 可逆性 | 不可逆 | 完全リセット |
| 方向付け | 指示可: /compact auth refactor集中 | 自分で選ぶ |
| 手間 | 少ない | 多い |
| 品質 | Claude判断依存 | 自分でコントロール可 |
「このツール出力は後でまた必要か?
それとも 結論だけあればいいか?」
→ 結論だけでいいならサブエージェントに任せる
mizchi の empirical-prompt-tuning を下敷きに、
Skill そのものが自己改善する仕組み
「Skills を自動最適化する SKILL.md 作ったんだけど、
馬鹿みたいに効くので使っていいよ」
この SKILL.md 自体が「Skills を自動最適化する SKILL.md」。そのまま ~/.claude/skills/empirical-prompt-tuning/ に配置すれば、あらゆる自作 Skill に対して Claude が自律的に改善サイクルを回せる
プロンプトの品質は書いた本人には分からない。 書き手が「明瞭だ」と思うものほど、別エージェントが読むと詰まる。 バイアスを排した実行者に動かしてもらい両面で評価して反復改善する — mizchi empirical-prompt-tuning
| # | 軸 | 取り方 | 意味 |
|---|---|---|---|
| 1 | 成功/失敗 | 二値 | 最低ライン |
| 2 | 精度 | 要件達成率% | 部分成功の程度 |
| 3 | ステップ数 | tool_uses | 指示の無駄遣い |
| 4 | 所要時間 | duration_ms | 認知負荷代替 |
| 5 | 再試行回数 | 自己申告 | 曖昧さシグナル |
| 6 | 不明瞭点 | 自己申告 | 質的改善材料 |
| 7 | 裁量補完箇所 | 自己申告 | 暗黙仕様の炙り出し |
重み付け: 質的(#6, #7)=主 / 量的(#3, #4)=補助
シナリオ間で他シナリオ比 3-5倍以上なら、その skill は decision-tree index 寄りで自己完結性が低いサイン
対処: 「最小完成例 inline」を SKILL.md 冒頭に追加 → tool_uses 大幅低下
empirical-prompt-tuning を今この場で回す
対象 SKILL(例): creative-generation
| # | シナリオ | 種類 |
|---|---|---|
| A | 美容EC商品のコピー生成 | 中央値 |
| B | 医療広告のコピー生成(薬機法制約) | エッジケース |
| C | Amazon出品商品(数字訴求) | エッジケース |
選定基準: 現実に起こりうる / 中央値1 + edge 1〜2
けんさん自身が「書き忘れた」と気づく瞬間が今日のハイライト
1 iteration 1 テーマ / 複数軸狙いは外しがち
連続2イテレーションで 新規不明瞭点ゼロ + メトリクス改善 閾値以下 → 収束
個人で使いこなせたら、次はチームと事業に広げる。
Director Agent で指示を構造化し、階層アーキテクチャで並列実行。
Webサービス化・Managed Agents で、ノウハウそのものを商品化する。
AIが粒度変換を担う — 人間の曖昧な指示を構造化プロンプトに
Director Agent = 指示役エージェント = Manager AI(Ch.14で登場)を指す。同一概念の呼称を統一。
毎回例えば資料で、なんかここがもっとこうしたらとか、デザインのクオリティがこうとか、もっと上げろとかあるじゃないすか。…最終資料出す時はエージェントかませろ、デザイン・誤字脱字・伝わりやすさを俺にあげる前に絶対やってからやれ、って。 — けんさん / 長谷川さん(2026-04-23 対話 L490-508)
発話 → 最適化プロンプト → 実行
マネージャー × PM × メンバー
| v2階層モデル | Claude Code 実装 |
|---|---|
| Manager AI | メインセッションの Director Agent SKILL |
| PM AI | Task tool + subagent_type="general-purpose" |
| Member AI | Task tool + 専門 subagent (researcher, writer, coder) |
Xを追わなくていい週次ルーティン
外部の設定をそのまま反映させない。
Claude Codeに:
①「自分の環境に合った設定をピックアップして提案させる」
②「それをユーザー向けに分かりやすく説明させる」
③「ユーザーが理解できて気に入ったものだけを選んでアップデートさせる」
| 種別 | リファレンス | 特徴 |
|---|---|---|
| GitHub | awesome-claude-code(★3.5万) | エコシステム全体 |
| GitHub | gstack(★6万) | YC CEO Garry Tan の経営タスク |
| GitHub | claude-code-best-practice(★2.9万) | 87 Tips |
| GitHub | superpowers(★1.2万) | 高度カスタマイズ |
| 記事 | Eyad Khrais complete tutorial | 1000万ビュー定番 |
| 記事 | Claude Code公式 BP | Anthropic公式 |
| 記事 | arscontexta obsidian+claude 101 | フォルダ=思考システム |
| 記事 | Morph CLAUDE.md Examples | CLAUDE.md特化 |
| 記事 | Builder.io 50 Tips | 50 Tips番号付き |
バージョンB: けんさんカスタム版(広告代理店業務特化 / クリエイティブ生成SKILL優先 / コーディング系テクは除外)
5年続ければ 約500の改善が積み上がる。Xを追わなくていい。
20分で各自作る
Step 2: Claude Code に完成依頼(7分)
Claude Code を自分のPCの外に出し、
自社サービスとして展開する
Claude Codeは、もはや単に
「自分のPCの中で動く便利な作業ツール」ではない。
クラウドサーバー上で Webサービスの裏側として動かせる
AI時代モデル:
経営者の知識を Markdown 構造化 → Claude Code 自律探索
→ N人に同時提供 / スケール可能
Claude Codeがバックエンドで走るパターン
Claude Codeは必要な情報だけ必要なタイミングで読む → 各レイヤーが薄まらない
| 業務 | 該当サービス型 | 商品化難易度 |
|---|---|---|
| クリエイティブ生成 | ④ナレッジ×ルール×文脈 | ★★(即可能) |
| 提案書作成 | ③マルチステップWF | ★★(即可能) |
| 入稿自動化 | ①+③の組合せ | ★★★ |
| リサーチ・競合分析 | ②複雑な調査 | ★(最易) |
| 広告運用ノウハウ提供 | ①専門領域支援 | ★★★ |
| 業務 | 該当サービス型 | AI化の型 |
|---|---|---|
| 議事録作成 | ③マルチステップWF | Ch.22 議事録Bot で今日ライブ実装 |
| スケジュール調整 | ④ナレッジ×ルール×文脈 | 会議優先度ルール+けんさんの判断パターンを暗黙知化 |
| リサーチ補助(業界動向) | ②複雑な調査 | Subagent 並列 → 朝の3分ブリーフ |
| メール草案 | ③マルチステップWF | CRM文脈+過去ラリー履歴から自動ドラフト |
| タスク進捗棚卸し | ①専門領域支援 | 週金曜15分ループと直結 |
知識がサービスになる時代
現状 広告運用代行 ¥750万/月(AD SHIFT既存)+ AI SaaS 4本 ¥400万/月(Ch.23の内訳参照)。構築コスト ¥500万 → 約1.25ヶ月で回収
MVPを2週間で立ち上げる
| 観点 | 従来 RAG(エンジニア必須) | Agentic RAG(経営者で OK) |
|---|---|---|
| 検索方式 | ベクトル類似度で"似たチャンク"を取得 | AI が 仮説→裏取り→複数ソース統合 で判断 |
| 必要な技術 | ベクトル DB / Embedding / チャンク戦略 / リランカー | Markdown ファイルを整理するだけ |
| 精度の上げ方 | チューニング工数 数週間 | ナレッジの書き方を調整するだけ |
| 意思決定の主体 | パイプラインが固定 | AI が自律的に「どのファイルを何順で読むか」を決める |
| 担い手 | エンジニアチーム | 経営者・ドメイン専門家 |
本気で精度を出そうと思ったら、ベクトル DB、Embedding モデル、チャンク分割戦略など、エンジニアが数週間かけて構築する必要があった。…Claude Code はMarkdown ファイルを整理するだけで、AI が自ら必要な情報を探し出す。
なんか SaaS 化みたいなのをしちゃって、パスワードを GitHub にあげて、SaaS 化したものをパスワードとかで共有アカウントアクセスさせてしまえば、GitHub にリポジトリとしてアップデートするエージェントさえ作っちゃえば、自動的にアップデートしていく。 — けんさん(2026-04-23 対話 L186-190)
| 項目 | 自前サーバー(旧) | Managed Agents(新) |
|---|---|---|
| サーバー準備 | Railway等 | Anthropic管理 |
| 認証管理 | 自前実装 | 提供済み |
| 課金管理 | Stripe自前連携 | 提供済み |
| セッション管理 | 自前実装 | 提供済み |
| 立ち上げ速度 | 中 | 速い |
agents.create() して ID を保存cloud(ネット接続可)/ unrestricted 等を選択。sessions.create()
INDEX.mdに「このフォルダに何がある/どう探すか」を書き、AI の巡回を導くpricing/ 配下」「過去事例は cases/業種/」と CLAUDE.md で宣言この1ブロックを Claude Code に貼るだけで Next.js プロジェクト雛形が生成される — 記事L222-312 原文ベース
Google Drive 議事録Bot — けんさんVoC#2を今この場で実装
| Week | 内容 |
|---|---|
| 1 | Claude Code + Google Drive API 接続テスト / サンプル動画で動作確認 |
| 2 | 実運用テスト(けんさんMTG録画)/ プロンプト調整(empirical-prompt-tuning) |
| 3 | 社内展開(長谷川さん・他メンバー)/ Slack通知 / Notion自動アーカイブ |
| 4 | クライアントMTG対応(守秘設定)/ 月次振り返り |
| # | SaaS名 | 月額 | 契約数 | 月売上 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | クリエイティブ生成 | ¥20,000 | 50 | ¥1,000,000 |
| 2 | 入稿自動化ツール | ¥80,000 | 20 | ¥1,600,000 |
| 3 | 広告運用戦略初期案 | ¥30,000 | 30 | ¥900,000 |
| 4 | 競合LP分析レポート | ¥50,000 | 10 | ¥500,000 |
| 合計 | 110社 | ¥4,000,000 | ||
業務効率化に夢中になっている間に、
事業モデルそのものが揺らぐ
「業務効率化」偏重のAI経営は、
経営者の目を真の事業変革から逸らす。
極めて危険な副作用を伴う。
ただ待つのではなく、
自社自身が「AIネイティブな自社のディスラプター」になるべき
世界で今まさに起きている現実
| # | 産業 | 会社 | 評価額/調達 | ディスラプト対象 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | CS | Sierra | $10B / $350M | Zendesk, Intercom |
| 2 | 社内IT | Maven AGI | 累計$78M | ServiceNow |
| 3 | ERP | Rillet | 累計$95M+ | NetSuite |
| 4 | 調達 | Zip | $2.2B | Coupa, SAP Ariba |
| 5 | 経理 | Numeric | $38M | NetSuite決算 |
| 6 | セールス | 11x | $350M評価 | Outreach, Salesloft |
| 7 | 採用 | Juicebox | $36M | 採用エージェンシー |
| 8 | リーガル | Crosby | $85.8M | Big Law |
元Salesforce共同CEO Bret Taylor 創業。Zendeskの代わりに設置する。課金は「解決件数 × 成果報酬」— BPO業界と真っ向衝突
問い合わせ93%自律解決。チケットを作らずに問題を直接解決。ServiceNowのコアバリューを不要にする。相手は時価総額$180B級
Sequoia → a16z & ICONIQ(10週間差)。ゼロ・デイ・クローズ(月次決算当日完結)— NetSuite/SAP導入支援SIerを吹き飛ばす
| # | 共通パターン | 例 |
|---|---|---|
| 1 | 「足す」ではなく「置き換える」 | Sierra: Zendeskの代わりに |
| 2 | 課金モデルの破壊 | Sierra: 人月→成果報酬 / 11x: ツール→商談アポ |
| 3 | 人間プロセスを不要化 | Maven AGI: チケット作らず直接解決 |
| 4 | 既存ビジネスモデル自体を不要化 | Rillet: SIer業全体を不要に |
| 5 | プロダクトではなく事業そのもの | Crosby: AI売るのではなく法律事務所になる |
AD SHIFT を駆逐するスタートアップを考える
⏱ 4分 — けんさん・長谷川さんで即答。その場で Slack #ken-training に書き残す
今後、AIネイティブな新しいプレイヤーが出てきたとして、
どんなプレイヤーが出てきたら自分たちの事業にとって最悪か?
では、それを自分たちでやらない理由はなにか?
ジレンマを乗り越える3原則
典型的な「イノベーションのジレンマ」— 自社の収益源やステークホルダーへの配慮から「既存のビジネスモデルを壊さない範囲でのAI活用」に留まる
明日から回す5つの宿題と、
AD SHIFT が自走する運用設計
| # | 宿題 | 期限 |
|---|---|---|
| 1 | empirical-prompt-tuning を1サイクル完了 | 1週間 |
| 2 | Director Agent v1 を自リポジトリで稼働 | 2週間 |
| 3 | プロンプトA/B の実行結果を経営会議で共有 | 3週間 |
| 4 | Managed Agents Webサービス仕様書 | 4週間 |
| 5 | /team-onboarding 実行 → Notion配布 | 1週間 |
| ★ | 核心問い「自分でやらない理由は?」への答えを経営会議で出す | 1週間 |
進捗: Slack #ken-training で毎日3行
Slack #ken-training / 月次AI戦略MTG で継続
本研修のカスタマイズ12選・Webサービス化・業務効率化偏重の罠などのセクションは、POSTS代表・梶谷健人氏(@kajikent)の公開記事を主要ソースとして構成しています。原典は以下:
| 公開日 | 記事タイトル | 本資料での参照箇所 |
|---|---|---|
| 2026-04-22 | Claude Codeが圧倒的に快適で高速化するオススメのカスタマイズ&ショートカット | Ch.06 カスタマイズ12選(#1〜#12 全項目) |
| 2026-04-16 | AIで業務効率化していると、真の事業リスクから目を逸らされる | Ch.24 AI時代の真の事業リスク / Ch.25 AIネイティブ・ディスラプター |
| 2026-04-09 | Claude CodeがWebサービスのバックエンドを動かす時代 | Ch.17 Webサービス化 / Ch.18 4つのサービス型 / Ch.21 構築ガイド+Managed Agents |
| 2026-04-02 | 「この設定が最強」をそのまま真似しない — 自分用にカスタマイズする仕組み | Ch.03 追うべき情報 / 捨てるべき情報 / Ch.15 育てるループ |
POSTS株式会社代表。AIネイティブ事業戦略アドバイザーとして10社以上の顧問に従事。著書『生成AI時代を勝ち抜く事業・組織のつくり方』『いちばんやさしいグロースハックの教本』。
本資料は氏の公開記事からの引用箇所を含むため、商業再配布時は原典への誘導および出典明記を徹底してください。